Day 74【被災地編】
注意事項
まず最初に注意事項です。
本日のブログでは数カ所被災地を訪れています。
当時の傷が癒えきっておらず、読んだら気分が悪くなる可能性がある方はブラウザバックしていただけたらなと思います。
快活朝
いつもの朝ですね、おはようございます。
ささっとシャワーを浴びてモーニングを食べながらニュース確認。
我が地元三重は雨がまだ凄いことに…
家族や友人にこれでもかとラインして生存確認させていただきました。みんな怪我もなくてよかった(*´-`)
さぁ今日は三陸海岸を南下して被災地を巡りたいと思います。
最終目的地は無料キャンプ場です、受付不要の場所なのでゆっくり被災地を見たいと思います。
ちなみに今日の写真は全てレタッチなしで貼らせていただくので見にくい色合いになっててもご了承くださいな
奇跡の一本松
震災後非常に取り上げられた場所なので知ってる方も多いと思います。
概要としては元々松林だった場所が津波により何もかも流されてしまいました。
しかしその中でたった一本だけ流されずに残った松の木があります。
傾きながらもしっかりと根を残して立っている姿に被災地の方々は勇気付けられ、希望のシンボルとして今も残っています。
まずは快活から海岸線まで一気に移動、やはり海が近づくと道が残ってなかったりで迂回が多くなりますが文句なんて言ってはいけません。
そうこうしていると到着。
駐車場から15分ほど歩けば近くに行けます。
というか道中見えてたんですがそれだけでも結構くるものがある…
道中の歩道も痛々しいほどに爪痕が残ってます…
見回しても工事車両ばかりです。
そして松の木
語りたい想いはありますが言わないでおきます、というか語る資格がない気がしました。
私は震災前の景色を知らないから、この松の木に込められた想いを1％も理解できてないと思います…
無論この木に希望を掲げる地元の方々の痛みなんて気軽にわかるなんていえません…
ただこの木を見て強く思ったことがありました。
私が今まで見てきた景色、これから出会う景色たち。
絶対に忘れないでおこうと思います。
そう思わせてくれた松の木、来てよかったです。
気仙沼
松の木より少しばかり南下して宮城県、その北端にある気仙沼です。
これはほとんどの方が知っている場所でしょう。
津波で全てが流された町ですね。
この気仙沼にあった気仙沼向洋高校、この高校は津波の被害にあい、現在はその爪痕を残しつつ気仙沼東日本大震災遺構・伝承館として津波の恐ろしさを伝える施設となっています。
なので本日はそちらにお邪魔しました。
入場料に600円かかりますがここに来ようと思う方なら喜んで払うと思うます。
まず入ると15分ほどのビデオ映像を見てその後校内の見学が出来ます。
しかしこのビデオがなかなかにくるものだった…
読んでる方の気分を害しては行けないので詳しくは言いませんが、津波の恐ろしさを非常にリアルに伝えてくれました。
正直私はここで動悸が激しくなって頭抱えてる少しうなだれてました…
しかし語り部の方が心配してくださって少し雑談していました。
わざわざ遠くからありがとう、三重の方は南海トラフに備えて学校単位で見に来て下さる方々もいるんです。とおっしゃってました。
そして最後に語り部の方が
私は津波で家も家族も全て無くし津波を憎んでいます、しかしこうして津波に向き合うことで今後の津波被害を減らせるかもしれないなんて因果なものですね。
胸が苦しくて何も言えませんでした…
一番苦しいのは本人なのに私の心配を真っ先にしてくれてたんですね…
しっかり校内見学してきます。
校内は撮影可なので写真を一気に貼らせていただきます。
荒れて見るも無残な教室
車や瓦礫が流れた屋外
３階に突き刺さった車
いやー、きつい
テレビで見た光景なんだけどなぁ…
実際見るとここまで違うもんなんだなぁって
そして見学を終えてずっと離れなかった考えが…
私の知ってる三重県もいつかこんな風になってしまう。
辛いです。
想像したくないです…でも今はしっかり震災と向き合って行きたいと思ってるので前に進まないと。
動悸と気持ちの整理に30分ほどかかりましたが落ち着きました。
次いきたいと思います。
大川小学校
気仙沼からさらに南にある小学校、細かく言えば小学校跡地に向かいます。
道中暑かったので休憩してたんですが
海がなぁ…
綺麗なんだけどなぁ…
なんか切ないなぁ…
実際目にするとこんなに気持ちに変化が起こるんですね…
それでも目を逸らしていい事じゃ無いので次へ向かいます。
辿り着いたのは大川小学校。
津波被害にあった小学校です。
とりあえず写真です
小学校はダメージがでかい…
というか看板に書いてあったんですよね、津波の高さが最大10mって。
この辺低い田舎でしてね…見回しても10mの津波をしのげる場所ないんですよ…
全校児童108人中74人が死亡らしいです…
痛々しいです。数字じゃ無いのかも知れないですが７割ですよ…
痛みが想像できない…
今日回ったのはただの片鱗を見ただけだと思います。
それでもここまで心にくるものだと思いませんでした…
それでもしっかり前に進みたいと思います。
女川でご飯ー
向かうは女川
震災の影響を受けながら様々な努力を重ね、今は綺麗な観光地となっていますね。
駅前こんな感じ
うん！いいね！
ここでは旅仲間に教えていただいた穴子天丼を食べようと思いまして、
ニューこのりさんに行きました
美味ぇ…
丸々一匹分の穴子が贅沢に天麩羅になって歓迎してくれます。
美味すぎる。
昼飯兼晩飯なのでこのボリュームもありがたい！
ご馳走様でした！！！
街をぶらぶら歩いた後に宿に向かいます。
街の写真は修学旅行生がいっぱいいたので撮りませんでした、申し訳ない。
締めー
向かう宿は牛野キャンプ場
ダム周辺のキャンプ場で受付不要のフリーサイトです。
今日は非常にメンタルに来る日だったので早めに就寝です( ˘ω˘ )
明日は宮城観光して被災地も少し回ろうかな？
時間の都合で色々変わってくる日だと思いますね。
ではでは！
またねー
