Day 61【道東突入編】
前途多難なスタート
おはよー!
一日停滞したしやる気が有り余っている!
小雨降ってる程度じゃ私は止められない!
6:00前に起きて7:00過ぎに出発!
うおーーーー!
行くぜーーー!!!
PA☆N☆KU
終わりです、世界の終わり、まじドラゲナイ
同じ宿だった旅人たちが励ましてくれます、いろんな案や策を一緒に考えてくれます。
あったケェ…
そして即席空気入れを借りてシコシコ空気入れ、
シコシコシコシコシコシコシコシコ
ぷしゅー…
乗り込んで荷重がかかると一瞬でダメ、穴空いてるっぽいなぁ。
8時に営業開始のスタンドに電話して今いる場所、興部の情報収集。
あー修理工場前まであったんですけどねー、今は全部なくなっちゃってます。
なんとか考える、JAFは高いし時間かかるから…
ダメ元で隣町の紋別の修理屋さんに電話してみる。
お金かかっちゃいますけど取りに行けますよー
ありがとうございますー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
心配してくれた仲間たちを見送って修理屋さん待ち、40分ほどの隣町に運んでもらい修理開始です!
こいつか…
末代まで呪ってやる、藁人形に打ち付ける釘として使ってやるからな。
見事に穴の空いたチューブを交換してもらいます。
ただ不幸中の幸い、目の前にコインランドリーがあったので洗濯して時間潰せましたw
ラッキーラッキー。
そして無事治って行動開始が11:00過ぎだったかな、吉田モータースさんありがとう!
サンゴ草
最初の目的地は網走手前の卯原内、ここにあるサンゴ草の群落地へ向かいます。
道中どうでもいいことが、
岐阜にワープした!
…はい、ただの地名ですね。
サンゴ草とはアッケシソウの別名で、塩性の強い湿地帯にしか生息しない植物です。
主に北海道、オホーツク海沿いの湖のほとりに見られていて、一応愛媛県だったかにも少し咲く場所があるみたいです。
ちなみに見た目はサンゴに似た草で
綺麗な赤になるんですが形は割と気持ち悪いです。
しかしながら珍しい条件で咲く草なので、紅葉する湖と表現されるだけある素敵な場所でしたよ。
網走
網走といえば
そう、刑務所ですよね。
一昔前は日本一やばい刑務所として有名で、凶悪な犯罪者を収容するなら網走と言われていました。
しかし今はまぁ普通の刑務所で、網走刑務所はもちろん一般人の立ち入りを禁じています。
それとは別に網走監獄博物館として当時の監獄を見物できる場所があります。
牢屋に入ったり囚人みたいな経験をできるらしい。
らしい!
そう、行ってません。
時間が無いのと割と高いらしいので行きませんでした。ぶっちゃけあまり興味が湧きませんでした…
でも網走をスルーしたわけではありません!!
立ち寄ったのは…
某合衆国のそれではなくレストランです。
ここ安くて量があって美味しいと有名なんです。
私が頼んだのはコンビ丼アンドビーフ!
ウニやイクラは一級品には劣りますがそれでも産地の食べ物です。
めちゃくちゃ美味しい!
牛肉もしっかりとした柔らかさで美味しいですしお味噌汁もこれまた美味。
そしてきになるお値段ですが
大体の店だとイクラ丼やウニ丼、単品で軽く2000円超えます、高いのだと6000円とかあります…
こちらホワイトハウスで食べると…
1400円
はい神、しかもビーフと味噌汁付き、はい神。
網走にきたら是非ともお立ち寄りください!
天に昇る道
今思うとすごい名前ですよね。
ここも北海道で有名な道なんですが…
まぁ一応写真を
ずーーーーっとまっすぐな道があって、それがまるで天に伸びているように見えるんです!
ただここは写真映えする場所ってだけで走る楽しさは全然ありませんでした…
交差点が多いし人や車通りも多くて、気持ち良く走る事とはかけ離れた道でしたね。
まぁでも北海道らしい道で景色も普通に綺麗なので来なくていいとは言いません。
というか北海道の自然が凄すぎて景色のハードルがおかしくなっている…
もし来るなら青空が見える時にしっかりとしたカメラを持ってくることをお勧めします!
知床半島
さぁ北海道でもズバ抜けた自然の王国、知床半島です。
世界自然遺産として半島全てが登録されており、北海道でも最も熊が出没する地域です。
太い国道を外れた道には入っていかないほうがいいです、そもそも道が作られて無いですけどね。
たくさん見所のある場所で最も気になっていたのは知床五湖のさらに奥にあるカムイワッカの滝です。
しかし今はマイカー規制がかかっており観光バスに乗り換えていかないといけなかったので諦めました。
もう一つ諦めた理由があって、このカムイワッカの滝は源泉が滝となって流れている非常に珍しい滝で、つまり滝壺が温泉になっているんです。
是非その珍しさは味わいたかったのですが知床にはもう一箇所名湯があります。
熊の湯という温泉でリピーターが非常に多く、この温泉にためだけにわざわざ知床に来る人がいるレベルなんですって!
そしてその温泉の向かいにはキャンプ場があるので今日の宿はそちらです。
前置きが長くなりましたが、知床に入ってまず最初に訪れたのは
オシンコシンの滝です。
こちらはそれなりの迫力に加えてアクセスがとても良い、国道沿いのパーキングから歩いて1分、なんなら国道から見えるんです。
なのでまぁ立ち寄りました
北海道って事もあり滝の近くが寒い事寒い事…
しかしまぁ滝のミストは気持ちがいいですね、知床半島行くぜー!
熊いた(・ω・)
写真には収められなかったですがスピーカー付きの車に追われて森へ帰る熊発見です。
それなりの大きさで小熊ではなかったので近くにはもういないでしょう。
ちなみに熊は非常に臆病な生き物なので過去に餌をもらったり、人間側から接触を計らない限りは森へ帰って行くことがほとんどです。
人間に危害を加えたり人里に降りてきた熊は殺処分されてしまいますが、根本原因は人間であることが多いです…
なので知床の熊は見つけても刺激せずにしっかり対処して自然に帰ってもらってるんですね。
まぁだからって
怖い事に変わりは無いけどね!
しかしながら熊発見現場からキャンプ場まで25kmほどありますし気にしてもしょうがないです。
そのまま周囲に気を払いつつ奥へ進むと…
霧!!!
まだ標高700とかのはずなんだけどなぁ…
知床半島流石だな…
とか思って走ってたらすっと霧が消えて
なんなんだこの綺麗な世界は…
下の方に霧が漂ってるしすごい場所だな…
日本有数の大自然は伊達じゃ無いですね。
そのまま熊の湯に到着!!!
やってない
先日の雨で洪水閉鎖…
最悪だ…雨降ってきたし…
大人しくキャンプ場受付してテント張って不貞寝コースです…
締め
と言うわけでパンクで始まり洪水閉鎖で終わる一日でした。何やら疲れた…w
キャンプ場は基本的に人の気配や音が多いので熊視点で近寄りたく無い場所なんですが、先日クッチャロ湖半キャンプ場で熊が出没したらしいです。
なのでまぁ匂いの出るものなどは置いて置かずに万全を期して寝ますねー
明日は最東端を取って釧路まで行く予定です。
少しゆっくりしたいのでね。
恐らく天気は持ってくれそうなので体力的にはもちそう…かな?
ではでは!
ぐんない!